👻キャラ紹介「ツシマ」「ノゾっち」「ナコ」「イマナ」を更新しました👻

2022-04-17

2022/04/17

「Y子さんおはようございます。いやあ早起きしちゃいましたよ」
「眠い。妖夢ちゃんパス」
「え、はい」
「すやってしたら戻るから」

 おにぎりです。
 多分おにぎりを作れば良いんです。

「手に塩をべってやってしゅっとしたら出来るはずです」

 その結果がこうなりました。

 本日のごはん
 ・私が握ったぎっしりおむすび
 ・昨日の肉じゃがの残り
 ・もりもりねぎやっこ
 ・ほうれん草と卵のおみそ汁

「これはおにぎりのみ妖夢ね?」
「さすがは幽々子様です。おにぎりのみ私です。三個でいいですよね」
「待ちなさい妖夢待ちなさい」
「お、幽々子様焦ってんの久しぶりに見た」
「なかなか見ないからなあ」

 最後のフミタさんカセさんは野次馬です。
 ちなみにY子さんはおかずを作った後すやすやしに行きました。

「つまり途中おにぎりすやってしておかずすやすやです」
「妖夢呪文を唱えないのでなぜ三個ここに置いたの。得体の知れないものは一個でいいわ」
「ただちょっと強く握っただけの塩おにぎりですよいやですね」
「こんながっちがちになる?」

 よく「妖夢ちゃんのおにぎり大きい」と言われるので小さく握ったまでなのにここまで言われるなんて。
 料理はさじ加減がむつかしいです。

「カセさんみてほらこのおにぎりお茶で溶いたら二倍になったぜ」
「魔法でしょもうこれ」
「妖夢、ごはんで魔法を使うんじゃありません」

 言いたい放題ですが流石にお米なのでみんな食べてくれました。
 それで良いんです。
 私が作ったものは普通じゃないだけで美味しいのです。

「妖夢、私は普通がいいわ」
「幽々子様がそんなこと言うなんてどうしたんですか。歳ですかばすっ」
「きれいなビンタだ」
「音があんましてないのが本当に痛そう」

 幽々子様にぶたれたのは久しぶりです。
 口が滑りました。
 さて、しっかり土下座してきます。
 いってきます。