2022/05/17
本日の秘密のお酒
・焼酎のソーダ割り
・細いポッキー
・ヤマメの煮たの
・ほうれん草のおひたし
「わあポッキー最近多くて嬉しいです」
「よく貰うんだよなー」
「誰にです?」
「秘密」
フミタさんは似合わないウインクをしていました。
それを見ていたカセさんの引きつった顔が忘れられません。
「あれ、なんかこのポッキー小さくないです?」
「ほんとや。細いな」
「手抜きですかね」
「手抜きかよ。ハズレ掴まされたな」
「いや待ってふたりとも」
カセさんが細いポッキーをぽりぽりやったあと場を制します。
「どうしたんです?」
「ポッキー……細いほうが良い」
「何いってんだカセさん」
「そうですよ小さくて良いものなんて無いですなんなら私の拳大でもいいくらいです」
「ごめんそれはねえわ」
ともかく細いポッキーをぽすぽすやってみました。
「……細いほうが良くない?」
「……細いほうが良いです」
「妖夢ちゃんもなんだ頭沸いてんのかどれ私にもなんだこれ細いほうが良いな」
フミタさん騒がしいです。
「細いほうが口当たりが良いというか食べやすくてつまみ向きになってるな。あと細い分チョコ率が多くて良い」
「なるほど。カセさん、フミタさんが言う通りです」
「妖夢ちゃんはもっと自分の感想を持ったほうが良い」
カセさんのダメだしはともかくポッキーは細いほうが良いということがわかりました。
これから細いポッキーをもらってきてほしいです。
太いのはだめです。特に私の拳大なんて阿呆の考えることです。
ポッキーは細いのが一番です。