2022/05/28
「朝の散歩行こうぜ!」
「おはようございます」
「あれなんだはええな今日」
「なんかよく寝れたので起きちゃいました」
今日はフミタさんの不意打ちをくらいませんでした。
してやったりです。
「じゃあ一緒におにぎり作ろうぜ」
「いいですね!」
「私玉子焼いておみそ汁詰めるから」
「最高です」
最高です。
ごはんと玉子とおみそ汁。
こんなに幸せな朝ごはんは無いです。
本日のメニュー
・塩おにぎり
・高菜おにぎり
・玉子焼き
・お豆腐と大根のおみそ汁
私とフミタさんはY子さんに朝ごはんがいらないことを伝えて里近くの川辺に来ました。
いい天気だったのでちょっと暑いくらいです。
「もう夏が来ますねえ」
「今年は恋でもかましたいな。アヴァンチュール」
「なんですかそれ。あばん」
「アヴァンチュール」
「あばんちゅーる」
新しい言葉を覚えました。
フミタさんは意味を教えてくれませんでした。
なので家に帰ったら主人に聞いてみました。
「幽々子様、今年は私、あばんちゅーるをしたいと思います」
「ぱしゅん」
「そんなに変なこといいました?」
主人は飲んでいた緑茶を口と鼻から吹き出して笑っていました。
そのまま主人はY子さんに伝え、今度は二人に指を刺されて笑われました。
意味はわかりませんでしたが、もう一生使わないことにします。
笑われるからです。
また一つ今日も賢くなりました。
フミタさんは今度一発殴ることにします。