2022/06/02
「幽々子様、なんですかこれ」
「妖夢」
「はい」
「なにこれ」
「知らないです」
今日の夕ごはんは幽々子様も知らないものでした。
本日のメニュー
・タコス
「はいタコス講座始まります」
「幽々子様、真ん中に来てください」
「うむ」
ナコさんに誘われ幽々子様がＹ子さんの前にちょこんと座ります。
ちょっとびびってます。
ちなみに今日の食事は普段別で食べている従者さんもいてパーティーみたいになってます。
「この皮を左手で持ちます」
「はい質問」
「はいフミタさん」
「それは右手で持っても？」
「構いません。でも次そんなくだらない質問したらご飯抜きです」
「こ、こええ……気をつけろよ妖夢ちゃん」
「大丈夫です」
そんなくだらないことするのフミタさんくらいです。
「このお肉を適量のせます。そして生の玉ねぎ。パクチーもお好みで」
「私絶対入れないです」
「妖夢うるさい真剣なのよこっちは」
「すみません幽々子様その触るとしぬちょうちょ出すの辞めてください」
「それでレモンかライムを絞る。辛いの好きな人はこの赤いソースね。酢とタバスコはお好み」
「ごくり」
「そしてかぶりつく。……んぐんぐ、うまい。さあどうぞ」
ということでタコスパーティが始まりました！
初めて食べましたがとても美味しかったです。
ライムを絞ったのも美味しかったですが、私は赤いソースのやつが一番好きでした。
「Ｙ子さん、これ無限に食べられますね。……Ｙ子さん？」
「想定外」
「え」
「思ったより無くなるの早いわね。皮焼いてくるわ。妖夢ちゃん手伝って」
「え、でもまだ私食べてる途中で」
「焼き立てはもっと美味しいわよ」
「ぜひ手伝わせてください！」
本当に焼き立てはもっと美味しかったです。
タコス……どこの料理か知りませんがパーティー向きでした。
またやりたいです。
皮の焼き方は覚えたので宴会で出しても面白いかも知れません。
Ｙ子さんはさすがです。
今日もまた、美味しいものを一つ知れました。
勉強になります。
