2022/07/06
昨日は起きたら庭にいました。
あまり記憶がありません。
「あら起きたの匠」
なのでこのへんなあだ名は一切おぼえていないのです。
本日のメニュー
・ぶどうゼリー
「胃にやさしいです……」
「匠ちゃんいつ起きたん」
「フミタさん誰ですか匠ちゃんて」
「まあフミタも遅かったけど。匠ちゃんと同じくらい」
「ねえカセさん匠ちゃんて誰ですか」
「匠ちゃんゼリーのあとすぐお昼ごはんだけどそうめん食べる?」
「Y子さん匠ちゃんとはだですかあとそうめんはすこしまだ早いです」
みな会話しているのに匠ちゃんの所は無視します。
なんか別世界に来たのかと思ってしまいます。
「どしたん匠ちゃん」
「……」
「その視線、下手すると人がしぬから落ち着け」
フミタさんは説明してくれました。
昨日の宴会で酔っ払った私は、勢いでお庭のせんていした木々について皆さんに説明しまくったそうです。
それで最後に「私のことは庭師の匠と呼んでください!」と叫んだあと倒れて今朝を迎えたとのことでした。
「幽々子様しぬほど笑ってたぞ。マジで笑いすぎて成仏するかと思った」
「やめてください」
「というか多分何人か成仏したぞ笑いすぎて。白玉楼史に残る出来事だった」
「そんなわけないですやめてくださいフミタさん」
わざわざこの日記に書いたのは、戒めです。
私は禁酒をします。
もう当分お酒は飲みません。
「あんだけ言ったんだからこれから匠ちゃんで過ごせよ」
「私は魂魄妖夢です」
あと一歩で泣きそうでした。
もう寝ます。
何もやる気がおきません。
おやすみなさい。