2022/07/14
本日のメニュー
・マフィントースト
・チーズマフィントースト
・チキンサラダ
・トマトきのこ卵スープ
「朝ごパンうまうまです」
「こほん。妖夢」
いつも通り朝ごパンを楽しんでいた所、幽々子様に改めて声をかけられました。
なんだか食卓がぴりっとした気がします。
「……な、なんでしょう。食べ方が汚かったでしょうか」
「いえ」
「……じゃあ感想がはしたなかったでしょうか」
「いえ」
「……」
「……」
なんだか急に空気が重くなった気がします。
Y子さんやカセさんも口を開かず黙々とごはんをもくもく食べています。
「……」
「……幽々子様、何でしょうか。言いたいことは言わないと体にわるいですよ」
「……妖夢」
「は、はい」
「……」
「……」
「これはパンじゃなくてマフィンよ」
「……え、はい」
空気が一瞬で軽くなりました。
「これはマフィンねカセさん」
「うんマフィンだY子さん」
「ねえマフィンよねえ二人共」
「……幽々子様」
「なに?」
「空気を重くするのやめてくれません?」
「えーなんか妖夢が構えただけでしょ?」
「違います! 絶対なんかぴりっとさせました! 幽々子様はぴりっと出来るんですからぴりっとさせないでください!」
「とうがらしの話してる?」
なんかお三方はけらけら笑っていました。
絶対Y子さんもカセさんもちょっと焦ってたはずです。ずるいです。
なんか私だけ真剣に考えちゃいました。
もっと気軽な感じに生きたいです。
半分しんでますが。
なんか一杯食わされた朝ごはんでした。
ちなみに朝ごパンはいっぱい食べました。
ごちそうさまでした。