2022/08/10
「ほへー準備大変じゃない?」
「今から効率よくやればなんとかなるもんよ。あ」
「どもども。そういえば幽々子様はアーモンドチョコレートかも知れません」*1
「興味深いわね」
「急に現われて何言ってるの?」
里の甘味屋にいったら咲夜と鈴仙がお話していました。なんでも紅魔館で納涼パーティというのが行われるそうです。
「来るでしょ?」
「行きます」
二つ返事です。こんなのは二つ返事です。行くに決まっています。
「結構いろいろ呼ぶらしいわよ」
「はい、いろいろ一号」
「え、なんで鈴仙が一号なんですか。だったら私は零号です」
「そこ張り合わなくていいでしょ」
「一番最初に誘ったのは幽香さんでしたわ」
「……」
「……」
負けました。別に最初じゃなくても良いですが。
「二人共家の人呼んでおいて。多ければ多いほどお嬢様喜ぶから」
「全員呼びます」
「兎にも声かけるわね」
「それはちょっと」
兎以外誘うことになりました。
冷静に考えればわかると思いますが……やっぱり鈴仙は阿呆です。
白玉楼に戻り、幽々子様に納涼パーティの報告をしました。
「これのことかしら」
「仕事が早いですね」
幽々子様はすでに招待状を持っていました。
流石咲夜は仕事が早いです。
「いっぱい誘ってって書いてあるわね」
「Y子さんたちも誘いましょう」
「うーい呼んだ?」
「なんでフミタさんすぐ来るんですか?」
フミタさんも二つ返事でした。お祭り大好き人です。私も負けていませんが。
ともかく納涼パーティです。
いっぱい食べて、いっぱい飲みます。
今から準備しておかなきゃ。
運動、運動です。
*1 2022/08/09