2022/09/01
「これ妖夢」
「妖夢です」
昨日と同じ感じに幽々子様に声をかけられました。
また何かあるのでしょうか。
「あのね」
「はいな」
「天狗餅をね、買ってきてくれると思ったの」
「はい?」
「昨日ユーちゃんを助けてくれたでしょ?」
「助けてきました」
ただにとりに直してって言っただけですが。
「前は妖夢、そのついでに天狗餅を買ってきてくれたわ」*1
「ああ、たしかにそうですね」
「天狗餅食べたいわー」
「……」
ということで今日も山まで走りました。
本日のおやつ
・天狗餅
お持ち帰りの分を用意して、私は天狗の茶屋でおもちを頂きました。
もちもちで美味しいお餅です。熱いお茶に合います。
「幽々子様、買ってきました」
「わあ妖夢ちゃんすごいすごい」
なんか露骨に褒められました。
なんか幽々子様に妖夢ちゃんと呼ばれると怖いです。
「うーんもちもち」
「ですよね。今度はぜひお店で食べましょう」
「なんで?」
「できたてが一番だからです」
「行く」
「行きましょう」
「それ触らせて」
「やです」
行くそうです。
今度はお店でもちもちしましょう。
もちもちは最高です。もちもち。
私の半霊くらいもちもちです。
でも触らせません。
*1 2021/08/10