2022/11/20
「あれ、めずらしい」
「やほ」
カセさんの部屋に行ったらY子さんがいました。
いつもなら寝ている時間です。
「フミタっちが幽々子様っちの部屋っちで飲みっちだから私もっち」
「もしかしてY子さん酔ってますね?」
幽々子様っちはひどいです。
本日の秘密のお酒
・なんかちょっと高そうなお酒
・なんかちょっと高そうなワイン
・ほうれん草と卵の炒めもの
・ベーコンのステーキ
・蒸しポテト
「あー豪華ですねY子さん来ると素敵です」
「いつもの飲み会そんな不満?」
「違いますカセさん、いつもは百点で、今日が特別二百点なんですよ」
「ふむ、ならよし」
「妖夢ちゃんも酔ってるわね」
ちょっと口がなめらかになりました。
美味しいお酒はすべりが良くなるのです。
「これ明日あれだよね」
「あれですよね」
「あによ」
「いえ」
「いえいえ」
「明日ナコさんに全部頼んだから」
「え、さすが準備良いですね」
「幽々子様も飲むからちゃんとオッケーもらったわ」
「なるほど」
「だから飲んでカセさんはやくほら飲め」
「助けて妖夢ちゃん」
「あんまり嫌がってないじゃないですか」
結局お酒が好きなお二人です。
でもY子さんは明日ゆっくりできるとしても私とカセさんは寝坊した笑顔の幽々子様に圧をかけられます。
……明日、幽々子様も飲み過ぎてればいいのに。
すみません、嘘です。冗談です。