2022/11/24
「おい、寝てる場合とちゃうで!」
「うーん、今何時ですか」
ほぼ夜でした。
朝にすらなっていません。
「おやすみなさいフミタさん。次は斬ります」
「カリカリのウインナー」
「……」
何か言い始めました。
「甘いたまご焼き」
「……」
「少し冷たい塩おにぎり」
「……」
「まほう瓶に入れた豆腐のみそ汁」
「仕方がないですねえ!」
ちょっと夜中にピクニックをしにいきました。
本日の秘密のメニュー
・塩おにぎり
・たまご焼き
・焼きウインナー
・豆腐のおみそ汁
「ほれこの辺」
「うわ、星きれいですね」
「なかなかだろ」
人里近く。少し丘になっているところに家から持ってきた座布団や毛布を敷きました。
これで少しは寒くないです。
「かけるよりも敷く方を優先な。寒さは地面から来る」
「なるほど」
「んじゃみそ汁でも飲もうぜ!」
「飲みます!」
星を眺めながらお夜食になりました。
徐々に明らみ始める空を見ながらのお弁当、最高でした。
「フミタさん、誘ってくれてありがとうございます」
「おう感謝しろ」
「でも私これ朝ごはんまで起きられる自信がありません。お腹いっぱいです」
「んじゃ朝飯までここいようぜ。外なら眠くならんやろ」
ということで朝まで毛布にくるまって過ごしました。
たまにはこういうのも良いです。またやりたいです。
今度は睡眠をうまく調整したいので、事前に言ってほしいです。
でもフミタさんのことなので、また突然来るのでしょう。
それはそれでおつなのかもしれません。
さて。
まだ昼前ですけど寝ます。
おやすみなさい。