2022/12/17
里に行きました。
「肉まん安いよー」
肉まんを買いました。
本日のおやつ
・肉まん
「もぬもぬ……」
「ねえあんたってさ」
「なんですか鈴仙突然現れて文句を言いそうですね」
「よく一人で棒立ちで肉まん頬張れるよね」
「……」
「しかも右手のを食べながら左手にもう一つ携えて」
「……」
「視線もまっすぐでどこを見るわけでもなく」
なんか言われたら恥ずかしくなってきました。
けして恥ずかしくないことなのに。
「でも肉まんは買ってすぐここで食べたほうが一番美味しいです」
「そうだけどさ」
「じゃあ鈴仙こっちの肉まんあげます」
「え、いいの」
「なので後で食べるはずだったもう一個を買って下さい」
「……?」
「いいですね。はいあげます」
もう一個は家で食べることにしました。
寒い日に外で食べる肉まんは最高です。
鈴仙がむちゃむちゃ言わなければもっと良かったのに。
持って帰ったもう一個は幽々子様とこっそり半分こしました
「私は半分だけなのねえ」とおっしゃっていたので私が里で一個食べたことを知っているようでした。
恐ろしい主人です。