2022/12/19
「……」
一昨日は肉まん、昨日はあんまんを買い食いしたせいでお財布が少し寂しくなってきました。
今日は大人しくおうちで過ごすことにします。
「……たまにはお茶で過ごすのも良いです」
「おーう黄昏中?」
フミタさんがどたどたやってきました。
きっとサボりです。
「おちゃちゅうです」
「お茶中か」
「飲みます?」
「おう。これ食う?」
「食べます」
なぜなら果報というのは寝てたらやってくるものなのです。
本日のおやつ
・するめいか
「一生食べてられますよねこれ」
「やな」
するめいかは良いです。
ずっと味がありますし、お茶が無限に飲めます。
「飲みてえな」
「おかわりいれますよ」
「いや酒」
「それはそうですけどねえ」
「なんか年末感出ると昼から飲みたくなるよな」
「年末だけです?」
「いつもかー」
そんなことを話していると、誰かが近づく足音が聞こえてきました。
「あ、カセさん」
「フミタいる?」
「え? ……消えた」
「居ないか……」
気づいたらフミタさんは居なくなってました。
主人に似て消えることを得意としています。
フミタさんの持ってきたおやつでもちゃもちゃやって午後を過ごしました。
たまにはこんな日もありです。
今年も終わります。
後悔が無いように過ごしましょう。