2023/01/01
「ふしゅるるるる」
「はっ」
起きました。
幽々子様の下で起きました。
案外寒くなかったのは内緒です。
「ふしゅるるるる」
「……幽々子様、失礼します」
這い出て周りを見渡しました。
酔っ払い達がぶっ倒れていましたので踏みつけながら居間に戻りました。
「死屍累々とはこの事ですか」
「阿鼻叫喚とも言うな」
「針山地獄ね」
「何言ってるんですか」
霊夢と魔理沙が水を飲みながらそう言っていました。
人間二人は先程生き返ったようです。
案外人間は気軽に生き返れるみたいです。
「……」
「……」
「どうしたんですお二人」
「帰りたいけど動いたら出そうなんだ」
「私も」
「そうですか。……唐揚げ余ってますよ」
「話聞いてるのかお前」
「勘弁して」
でも半分幽霊の私の方が復活は早いようです。
この後は冷めた唐揚げをちょっと食べてお片付けをしました。
Y子さんは布団で寝ていたのでうまく逃げたんだと思います。
徐々に徐々に従者の皆様も復活してきました。
この後夜中までしっかりお片付けです。
明日の朝はいつもの朝を迎えることになるでしょう。
今年も頑張ります。昨年よりちょっとだけ。
気をはらずにやっていきます!