2023/01/10
「……」
「……」
「……頭痛が痛くなってきました」
「早くない?」
フミタさんが算術の本を持ってきたのです。
こんなもの子供向けだと思っていたら、案外むつかしかったです。
「これ解けてどうするんです?」
「出たよできないやつが言うやつ」
「じゃあフミタさんは出来るんですか」
「そろそろおやつの時間だな。いくべ」
「ごまかすやつじゃないですか」
そんな事を言いながら二人で居間に向かいました。
本日のおやつ
・ヨーグルト(みかん、いちご)
「んますぎ」
「んまんま」
今日はフミタさんとY子さんとおやつです。
幽々子様とカセさんはどこかに行ってしまいました。
少し甘めのヨーグルトに入った果物は甘さが甘さですごく甘くて美味しかったです。
「Y子ちゃんこれやる?」
「なにこれ」
「算術の本」
「Y子さんそれやつ必要ないですよ戦いになんの役にも立ちません」
「そもそも私戦わないけど」
Y子さんはヨーグルトを食べ食べ本を読み進んでいきました。
「これ借りていい?」
「倉庫の奥深くに入ってたやつだからええと思うよ」
「んじゃ借りるわね」
「むしろなんでフミタさん倉庫の奥行ってたんですか」
「おふふ」
変に笑っていました。
多分暇なんだと思います。
その後「今夜カセさんいねえしウチの部屋で飲もうぜ」と誘われました。
多分暇なんだと思います。
なのでこの後行ってきます。
私も暇なので。