2023/02/07
なんか最近お腹が出てきた気がします。
気になるので幽々子様の部屋に行って聞くことにしました。
「こんこん。幽々子様、今少しよろしいですか」
「ふむ、入りなさい」
「失礼します。実は最近」
「なってるわよ」
「失礼しました」
なってるそうです。
本日のメニュー
・豚の生姜焼き
・ほうれん草と玉ねぎ炒めの卵とじ
・にんじんとじゃがいものおみそ汁
・湯豆腐
「妖夢が最近食欲不振だってことでY子さんに食欲が出るおかずをこさえてもらったわ」
「こさえました」
「ぜんぜんちがいます!」
幽々子様の察し能力はもはや超能力です。
私の希望と全く反対のごはんになってしまいました。
「こんな生姜焼き、おかわりしなきゃいけないじゃないですか!」
「別にしなくてもいいのよ?」
「でもしないという選択肢は私の辞書にありません」
なんか格好いい至言みたいになってしまいました。
「幽々子様はお優しいのかお厳しいのかわかりません! おかわり!」
「まだ食べるの妖夢ちゃん」
「Y子さんがおいしいおかずを作るのが悪いんです」
「人のせいにするのはちょっと」
「あと幽々子様はそういうんじゃなくてただからかいたいだけだよ」
カセさんが核心を突いていました。
聞こえないふりです。
豚の生姜焼きが出たらごはんをかきこむ。
ただそれだけです。
私のお腹事情を食卓に持ち込むのが悪いのです。
運動です。動けばこのお腹は引っ込むんです。
明日は絶対にいっぱい動いてやります。
今日はもうまんぷくなのでだめです。
明日、頑張ります。