2023/03/19
お花見まであと一週間になりました。
もうすでに白玉楼はばたばたです。
お花見の時にしか使わない部屋などはしっかり換気しています。
「カセさん、私幽々子様に一週間清掃を手伝えと言われました」
「たすかるー」
一週間暇な魂魄妖夢です。
午前中は自分のお仕事や修行をして、午後はさんざん使ってくださいという気分です。
「さっそくだけど」
「はい!」
「お茶淹れて」
「はい?」
カセさんはお疲れのようでした。
本日のおやつ
・焼きまんじゅう
「んまい」
「Y子さんがいっぱい作っていました」
「んま」
口ぎゅうぎゅうにおまんじゅうを詰めていました。
それほど疲れていたのでしょうか。
「いやね、今衣替えともかぶってるから」
「あー。でも毎年お花見もこの時期ですよね?」
「……んまんま」
「カセさん?」
「……やりたくてもやらないことってあるでしょ」
「あるます」
カセさんでもそういうのあるんですね。
何でも淡々とこなしている感じに見えますが。
「まあ妖夢ちゃん来たから気持ち楽」
「私、来ました」
「私の代わりにやっといて」
「……寝ないで下さい」
お疲れのカセさんを叩き起こしてお仕事をもらいました。
多分、結局間に合うのですが余裕を持ちたいです。
カセさんには頑張ってもらわないと。
「じゃあ指示するけど」
「はい!」
「この屋敷全部掃除しておいて」
「適当!」
……一週間、頑張ります。