2023/05/13
「ほえー地底」
「はい、温泉を満喫してきます」
「いいないいな」
「鈴仙の分も楽しんできますから」
「あんたんところは他の従者もいるからいいなあ。こっちはうさぎばっか」
「てゐさんとお出かけとかしないんですか」
「てゐー? ……なくはない?」
なんかぶつぶつ言ってました。
前から思っていましたが、てゐさんと仲いいんだか悪いんだかわかりません。
あっちは鈴仙のこと子供のように思ってそうですが。
「ねえ」
今まで黙っていた今泉さんが口を開きました。
「お土産は期待していいのかしら」
今泉さんでした。
本日のおやつ
・草だんご
「もちろんです。温泉まんじゅうもいりますか?」
「いる」
「安心です。なぜかうちは温泉まんじゅうの評価低いんです」
「温泉まんじゅう私も好き」
「鈴仙は地底の土とかでいいですか」
「それがお土産の役割を担う世界は存在しない」
なんか怒ってました。
面白いです。
「せっかくなのでなんか面白いものも買ってきますよ」
「いいわねいいわね。温泉はまああれだけど温泉のお土産って楽しみ」
「ねー。今度女子会のメンバーでいかない?」
「あ、いいわねそれ」
「面白いですねそれ」
「なんかガイドさんも居るらしいし」
「ほえー」
鈴仙にしては良い提案をしました。
しばらくは難しいですが、今度いけたら楽しそうです。
「私達、疲れてますからね」
「そうそう慰安旅行」
「私疲れてないけど行く」
幽々子様にじっくり様子を伺って許可を得ましょう。
女子会温泉、行きたいです。