2023/05/15
温泉旅行の日です！
前と同じく地底に二泊三日で行ってきます。
私とＹ子さん、カセさんフミタさんの四人で行ってきます。
本当はもう少し大人数で行きたかったのですが、白玉楼のお仕事的にいっぺんに抜けるのが四人くらいが限界でした。
「ほら、私達って仕事出来るから」
「あ、はい」
調子に乗っているＹ子さんがいました。
前回もそうですが、Ｙ子さんが一番はっちゃけます。*1
観光地のようになっているとはいえ地底は危険です。
私がしっかりと皆さんをお守りしないといけません。
「幽々子様、敵が来たらすぐに私を呼んでください。多分駆けつけます。温泉に入ってたらごめんなさい」
「敵って誰よー」
「幽々子様、私は羽を伸ばしてまいりますのでどうか惜しんで夢見て下さいね」
「そんな挨拶ある？」
「飲んできます」
「カセさん軽いわー」
「ちゅいー」
「ちゅいー」
各々挨拶して（最後のフミタさんのは挨拶なのかはさておき）出発です！
本日のメニュー
・シャーピン
「なんか美味しい焼きまんじゅうみたいなの買ってきました！」
「妖夢ちゃんみてみてトルネードポテト」
「なんですかそれＹ子さん食べ物で遊んじゃだめです」
「それは屋台のおっちゃんに言ってきてよ。食べる？」
「食べない選択肢はありません！」
「二重否定文」
ポテトがくるくるで串に刺さっていました。
どうやって作るんでしょうか。
「あ、Ｙ子さんカセさんがもう飲んでます！」
「イカうめえ」
「イカくださいイカ。しょうゆが焦げて香ばしいですね」
「おい皆ここの酒一升で買うと安いから来い！」
「ふんっ」
「カセさんが見たこと無いくらいの速さでダッシュしてますＹ子さん。……いない？」
みんなはしゃいでいました。
まだ道中の屋台なのに。
温泉街の旅館までもうしばらくあるのに。
「ほれ妖夢ちゃん」
「もうお酒ですか飲みますけど」
「地上から来た奴らが秒で一升買うの初めてって言われたぞ」
「そりゃそうですよ酔狂な奴らが多いですがここまでの呑兵衛が揃うのは白玉楼くらいです」
「妖夢ちゃんイカ」
「イカとお酒合いますねえ！」
旅館に着くのはしばらく先でした。
最近話題の血の池地獄や毒蛇の観察が出来る地獄もありました。
鈴仙が言っていた観光案内をしてくれるガイドさんがいるらしいですが、私たちは自由にやりました。
「妖夢ちゃん、そろそろ」
「はーい」
そろそろ飲みに行こう、の声をかけてきたカセさんも既に酔っ払っています。
それでは夜を楽しんできます！
お酒だー！
*1 2020/11/20
