2023/06/17
最近暖かくなって寝苦しくなりました。
あくびを我慢できずふわふわして居間に向かいます。
「大口さんおはよう」
「幽々子様おはじゃます」
「……びーけあふー」
「び、びー?」
「びーけあふー」
なにか暗号のようなことを言っていました。
後からわかりましたが「気をつけて」という意味だそうです。
その答えが朝ごはんにありました。
本日のメニュー
・激辛あんかけラーメン
・きゅうりの浅漬
・キムチ
「わあ……」
「今日も暑くなるらしいので皆に精をつけてほしくて」
「Y子さんってたまに頭がおかしくなるのよね」
「やあだ幽々子様ったらばしーん」
「いたい。叩かれたカセさーん」
「今のY子さん最強なので近寄らないほうがいいですよ」
本当にたまに頭がおかしくなります。
一口激辛をすすりました。
「こ、これは」
「妖夢、私の口、火出てない?」
「出てないです気の所為です」
それくらい辛かったです。
しかもあんかけなのでずっとアツアツです。
おそろしいです。
「妖夢ちゃん、発見」
「どうしたんですかカセさん」
「これ辛すぎてキムチ食べても何も感じない」
「……本当ですね! なんか面白いです!」
そんなことで逃避しないといけないくらい辛かったです。
朝ごはんを食べ終わったらもう汗だくでした。
食後、流れるようにお風呂に入りました。
……なんか辛さが落ち着いてきたら美味しさの記憶だけが残っています。
また食べたい、です。たぶん、きっと。