2023/07/14
「今日修行場行くの?」
「……暑いので」
「そ」
Y子さんはそのまま下がっていってしまいました。
心なしか残念そうに見えます。
私は急いでその背中を追いました。
「でも縁側でお弁当が食べたいです」
「えー」
「お弁当作って下さい」
「しょうがないわねえ」
とは言いつつも、なんかしょうがなくなさそうでした。
こういうことに気付けるのが私なのです。
本日のメニュー
・硬いパンのサンドウィッチ(ハム、チーズ)
・トマトスープ
「うわあこれ美味しいです」
「でしょ」
「なんかこう並んでごはんもいいな」
Y子さんカセさんと縁側で並んでお昼にしました。
風があるのでなかなかに涼しいです。
幽々子様は部屋で溶けていました。
「こう食いちぎる感じがいいですよね」
「いいのかわからないけど」
「妖夢ちゃんは食いちぎりたいの?」
「知り合いに人を食べるやつがいますけど、あんまり美味しいという話は聞きませんね」
「知り合いに人を食べるやついるのね」
「怖すぎる」
ルーミアはなんか焼き鳥とかを食べてる方が楽しそうです。
今度人を食いちぎった感じを聞いてみましょう。
気になります。