2023/09/05
「……ふわ」
「妖夢」
「だああっ!!」
幽霊かと思いました。
幽々子様がふすまからちょっとだけ覗いていました。
本当に心臓にわるいです。
「ゆゆゆゆ幽々子様やめてくださいよ本当に一瞬楼観剣持ったんですから」
「そんなに驚く思わずゆゆゆゆ幽々子様はちょっと久しぶりに冷汗かいたわよ」
これは斬られても悪くないです。
寝込みを襲う方が悪いです。
「……なにか起きたんです?」
「あらイマナさん久しぶりね。居るのね」
「居ますよ。住人なんで」
「なんにも無いのよ。わざわざごめんねおやすみ」
「……おやすみなさい」
イマナさんは夜のお仕事なのでこれから寝るそうです。
お金関係の人は昼夜逆転しないと仕事が出来ないと聞いたことがあります。
大変です。
本日のメニュー
・とんかつサンド
・トマトオニオンスープ
・コーンスープ
「うわあタルタルたっぷりのとんかつサンドです幽々子様!」
「これを知らせるために朝わざわざ妖夢の部屋にいったのよ」
「そうだったんですか。ありがとうございます。斬らなくてよかったです」
幽々子様も可愛いです。
美味しいものが出るからって知らせてくれるなんて。
「そういえばイマナさん見ました」
「ね。居るのね」
「幽々子様、それさっきも言ってましたけど居ますよ。幽々子様が置いたんですから」
「私が置いたもんね」
「……あの人は置物なの?」
Y子さんの疑問は、とんかつサンドの美味しさに消えていきました。
イマナさん、また見れたら良いです。
白玉楼に置かれているので、多分見れると思いますが。
紫様並の神出鬼没です。