2023/12/15
「おす」
「どうも」
たぶんなんかそんな感じだったので、里でおやつを食べていました。
予想通り阿呆そうな顔をひっさげて鈴仙がやってきました。
本日のおやつ
・白玉ぜんざい
・キャロットケーキ一口
「忘年会は?」
「順調です」
「ならよし。もう話すこと無いわね」
「ですね」
「女子会の方の忘年会は?」
「一回今泉さんち行きました。なんか適当で良さそうです」
「そ。じゃあ適当にごはんとお酒持って集合ね」
「早苗はどうです?」
「ピンポイントで一日開いてるって」
「じゃあそこですね」
「忙しいわねえ」
「神様ですから」
「その点咲夜は忙しそうなのにすごいわね」
「人間ですから」
「あんたはいつも暇そうね」
「半人半霊ですから」
「そうなの?」
「いや、適当です」
「適当ねえ」
「鈴仙はいつも阿呆そうですよね」
「兎だからね」
「……」
「いや、ノッてやったのに何その顔」
「いやまあ」
「ぜんざい一口。私もあげるから」
「私は何度キャロットケーキを一口食べたのでしょう」
「いいじゃない美味しいでしょ」
「もはや我が家の味にすら感じます」
「こないだ私が席座ったら何も言わずにキャロットケーキ出てきたわ」
「……なんか逆に格好いいですねそれ」
気づいたら日が暮れそうだったので急いで帰りました。
もう日が落ちるのが早いです。
冬になってきました。
こたつ、まだかなあ。