2024/04/27
「うっす」
「え、なんかいる」
「なんかいるのよねー」
「客に失礼すぎない?」
居間に行ったら魔理沙がなんかいました。
幽々子様とお茶を飲みながらお話しています。
「どうしたんですかそういえば久しぶりですね」
「いや久しぶりに会っとかないとお前らしんでるかもって思って」
「しんでますわ」
「です」
「せっかくだし飲もうぜ。霊夢んとこの花見も来なかっただろ」
「妖夢、歓迎なさい」
「歓迎なします」
「歓迎なすってなんだよ」
魔理沙は帽子からお酒のびんを取り出しました。
そうとなったら歓迎です!
本日のお酒
・魔理沙のお酒
・だし巻きたまご
・梅奴
・大根と鶏肉の煮物
・チーズトマト
・アスパラガスとベーコンの炒め物
・きのことハムのピザ
「わわわ、なんかすごいな。悪いな急に来て」
「今度は事前に言ってくださると助かりますので」
「あ、ごめん」
「ごゆっくり」
そういってY子さんは引っ込んでいきました。
魔理沙はほえーとその姿を見送ります。
「お前らのところの料理番、なんかすごいよな」
「すごいわよ」
「すごいですよ」
「ちゃちゃっとこんなの作ってくれるし。これ私がさっき持ってきたきのこだよな。ピザになって返ってきたぜ」
「うちのものはすごいの」
「すごいんです」
「こういう時ってもっと謙虚にならない?」
「すごいので」
「幽々子様、私はどうですか」
「精進なさい」
「急に謙虚になりましたね?」
魔理沙にもけらけら笑われました。
お酒が空になるころ、魔理沙は帰っていきました。
自由な人間です。
でも魔理沙にうちが褒められてちょっと嬉しいです。
そういえば、霊夢の所の花見は行けませんでした。
幽々子様は今度何かと理由をつけて飲みに行くと言ってたので、その時お花見の様子を聞きましょう。
今日はほろ酔いでもう寝ちゃいます。
おやすみなさい。