2024/05/28
「さて次は八百屋に」
「ざん! ねえおそば屋さん行こ」
「びっくりしました」
突然背後から今泉さんが現れました。
ざん、と言いながら現れました。
「大根とにんじんを買ってきてからでよいですか」
「もちろん! カレー?」
「いえカレーでは……大根カレーです?」
「そぼろのお肉と一緒にすると美味しいのよ確か。誰かに聞いた」
「ほえー」
私でした。*1
今泉さんよく覚えてました。
食べ物のことになると覚えているのでしょうか。
本日のメニュー
・きつねうどん
・五目いなり
「はふはふ」
「そういえばラーメンの屋台行けたんですか?」*2
「あー行けたわよ。里の近くに来てたから」
「へー里の近くで見たことありません」
「結構隠れてる所にいるから……今度案内するわ」
「助かります」
そもそも誰を目当てにした屋台なのでしょう。
最初は里の人かと思いましたが、妖怪も対象にしてそうです。
屋台のおじさんは妖怪なのかもしれません。
「今度はね、味噌にした」
「どうでした?」
「チャーシューが美味しかった!」
「それ醤油の時にも言ってましたよ」
相変わらずでした。
今度里の近くに来ていたら私も行きましょう。
白玉楼まで来てくれたら良いのに。
今度お願いしてみようかな。
*1 2016/09/13
*2 2024/05/24