2024/06/04
「あれ、おはよ」
「あぶす……」
「こんな時間で大丈夫なの?」
「あう……」
「……今日紅魔館行くって」
「……あ、忘れてました!」
一気に目がさめました。
カセさんに感謝です。
今日は紅魔館のパーティーでした!*1
居間に急いで飛び込みました。
「うーす先行ってんぞ」
「ええ!」
「あらこの子はまだ寝巻きで髪もぴよんぴよん」
「私たちはゆっくり行ってるから。まあ妖夢ちゃんなら追いつくでしょ」
「みなさん冷たい!」
今日のパーティーは幽々子様とY子さんとフミタさんと一緒です。
お三人は先に行っちゃうようです。
「今日出るの早くないですかこんなに早く行ってもあちらにご迷惑なのでは」
「招待状読んでねえだろ。ブランチパーティーだってよブランチ」
「横文字で言わないで下さいフミタさん!」
「巳の刻のおやつのことだよ」
「わかりやすい!」
お三人は出てしまったので急いで着替えます。
おめかしの確認はナコさんに見てもらうことにしました。
「朝ごはん中すみません……ナコさんにご用が……」
「あ、やっぱり来た」
「カセさんの言う通りっすね」
「はい。じゃあ洗面台に行きましょう」
「恐れ入ります……」
朝食中のナコさんに連れだして姿見の前まで来ました。
髪のぴよんぴよん以外にも色々と注意を受けました。
「素材は良いんですからいい加減覚えないとですね」
「えへへ」
「今は喜ぶ所じゃなくて覚える所です」
「すみません」
髪をすいてもらい、よそゆき用の髪飾りもつけてもらいました。
あと服は色の関係で違うやつにしました。
そういうのも考えないといけないそうです。
でもこれで完璧魂魄妖夢です。
「見違えるほどきれいにしていただいて」
「自身に言う言葉っぽくないですけど、まあ」
「ありがとうございますナコさん朝食に戻って頂いてぐるるる」
「……」
「私は御三方のあとを追いかけぎゅるるる」
「……ちょっと何か食べていかれては?」
本日のメニュー
・ちょっとごはん
・たくあん
・大根とあぶらげのおみそ汁
「……なんか、バタバタしてしまい」
「いいよ面白いし」
「いいなあ。今度は私たちも行きたいです」
「ツシマ、紅魔館はちょっと怖くない?」
「まあ……」
「お二人が行く時は私も一緒ですので。お二人は先方に失礼ないよう振る舞えますか?」
「……んー」
「……っす」
「もう少し先ですね」
「こっちのお食事も面白いですねカセさん」
「ね」
ナコさんとツシノゾお二人の会話は面白いです。
フミタさんが居ないと毎日こんなに平和なのでしょう。
ということで今日、実はもう昨日ですが、紅魔館のパーティーに行ってきました。
食べたものは明日、というか今日に書きます。
この日記は終わりにします。
*1 2024/06/01