2024/07/14
「妖夢さん今日里行ったりします?」
「はい、今日は里行ったりします」
「良かったら一緒に行きませんか?」
「ぜひとも」
ノゾっちさんから里デートのお誘いがありました。
なんだかお引越しでむにゃむにゃしてから話しかけられることが増えました。*1
後輩に頼られる先輩なんて私も成長したんだと思います。
「んじゃちょっといってきますので」
「私は私でY子さんのおつかい行ってきます。甘味処集合はどうでしょう」
「あー外で食べる感じっすか?」
「もちろんおごりますよ」
「え、マジすか?」
「マジす」
マジす。
先輩はおごるものです。
本日のおやつ
・ずんだもち
「珍しいお菓子ありましたね」
「すみませんごちそうさまです。本当に大丈夫っすか?」
「もちろんです。私は普段カセさんにおごってもらってますので」
「ちょっと最近出費多くて厳しかったんで助かります」
ノゾっちさんはパクパクおもちを食べていました。
そういえば和食派だって言ってました。*1
「いやマジで、ごちそうさまです本当に嬉しいっす」
「いえいえそんな」
「ツシマに自慢します」
「お願いします」
「お願いします?」
なんか、こう頼れる先輩というのを広めてほしかったんです。
帰ってから、カセさんに報告しました。
「カセさん、ノゾっちさんとデートしてきました。もちろんおやつはおごりましたよ!」
「……請求されてる?」
なんか勘違いしていました。
そんなわけないです。
でも今度ツシマさんにもおごることになりそうなのでもらえるならもらいたいです。
幽々子様に説明して、ちょっと多くお小遣いをもらうことにしましょう。
後輩のためだから、きっともらえるはずです。
*1 2024/03/20
*2 2024/03/30