2024/07/22
「来ました」
「うーす」
「うす」
今日も今日とてカセさん部屋でのはずれ会です。
なんか一瞬お二人が私の顔を見て止まりました。
「どうかしました?」
「妖夢ちゃんてそういう機微すぐ気づくよな」
「剣士は伊達じゃないね」
「え、なんですかなんですか」
さささと入り込んで自分のお酒をつぎました。
今日は梅酒です。
本日のはずれ会
・梅酒のソーダ割り
・残り赤ワイン
・枝豆
・鴨のハム
・良さそうなチーズ
・一口チョコ
「わ、お肉が」
「妖夢ちゃんがワイン持ってくるって言ってたから急いで買ってきてん」
「そうなんですか、それでさっきの一瞬の間は」
「いや別にカセさんと打ち合わせしてたわけじゃないからな」
「あい」
「……」
「妖夢ちゃんが女子会で居なかった時、ナコツシノゾが来てな」*1
「あ、言ってましたね」*2
「あの時は楽しかったから……」
「え、どういうことです」
「カセさん頼んだ」
「日常が戻ってきたと少しさみしくなった」
「私の顔でケの日を感じるのやめてもらえませんか」
なんかひどいです。
まあ普段と違う面々のはずれ会は楽しそうですけど。
「料理も豪勢だったしなあ」
「鴨あるじゃないですか」
「買ってきたやつじゃなくてナコさんが作ったやつだし」
「ほらお酒も赤ワインありますよほら紅魔館のいいやつです。余り物貰ってきたんですから」
「はあ」
「フミタさん、今のカセさんのため息流石に私傷つきました。もう飲まないでください」
「ごめんて」
二人とも素直に頭を下げたのでワインは上げました。
私は梅酒がいいので。
それにしても……
なんか失礼ですね!
*1 2024/07/20
*2 2024/07/17