2024/08/03
本日のメニュー
・おそうめん
・鶏肉のさっぱり煮
・きゅうりのサラダ
「Ｙ子さんよく作ったと思う」
「本当です」
「そう？」
「Ｙ子さんすごいってこの間なったんですよ」*1
「なして？」
「よく作ったから」
「妖夢ちゃん、翻訳して」
今日のお昼はＹ子さんカセさんと三人でした。
幽々子様はとっくに溶けながらお仕事してます。
「私はウインナをゆがこうとした」
「私なんて卵焼き作ろうとしました」
「でも暑すぎてもう火のそばに居たくなくなった」
「です」
「だから鶏煮込んだＹ子さんはすごい」
「です」
「なるほどね」
本当に、おそうめんを茹でるだけでもすごいです。
だって火のそばにいるんですもん。
「心配ですよね、Ｙ子さんしなないか」
「無理しないで」
「二人が優しいと調子狂うんだけど」
「いつも優しいですよ。ね、カセさん」
「優しさの権化」
「権化だそうです」
「……」
「カセさん、Ｙ子さんが心底面倒そうです」
「逆に面白くなってきたから続けようか」
「やめて」
やめました。
悪いノリも続けると悪になります。
その引き際を分かる人こそが優秀な従者なのです。
たぶん。
「妖夢ちゃん、食べたら幽々子様におにぎり持っていってあげて」
「あ、はい。食べますかね」
「冷やしおにぎりだから大丈夫」
「冷やしおにぎり」
冷やしお茶漬けみたいなものでしょうか。
おにぎりは確かに、ちょっと冷たかったです。
幽々子様は液体になっていましたが、お仕事をなんとかしていました。
早く終わらせて、納涼祭でもしたいです。
暑さはまだまだ続きそうですが。
*1 2024/07/24
