2024/09/07
「カセさんおはようございますあじいですね……」
「ね」
寒の戻りならぬ、しょのもどりです。
しょ。暑。
「でも妖夢ちゃんさ」
「はい」
「なんかえげつない匂いしてるよね」
「ああ、これ私の幻嗅じゃなかったんですね」
「げんきゅう? 幻嗅か」
なんか聞き慣れない言葉が出てくるくらい、夏はまだまだの残っています。
今日は朝から汗をかきそうです。
本日のメニュー
・あちあち石焼きビビンパ
・箸休めきゅうり
・白菜キムチ
「幽々子様、これもまたもしや」
「うむ、どーじゃんる」*1
今日は朝からどーじゃんるのあちあちからからです。
そしてY子さんがいきいきしています。
「ねえ幽々子様聞いて下さいよ」
「うん、Y子さんがこんなにいきいきしているとなんだか怖いわ」
「石焼きですよこれ石焼き、わざわざこの容器焼いたんですから」
「いまお祖父様の話しませんでした?」
「妖夢、とっちらかるから反応するんじゃないの」
なんか聞こえたような気がするけど気のせいでした。
石の陶器をわざわざ焼いてあちあちのまま食べられます。
「あ、そういえばY子さん、このきゅうりの名前なんていうんですか」
「え、無いけど」
「本当ですか、これこの前にとりさんに持ってったやつですよね」*2
「そうだけど」
「なんとか風きゅうりって言ってませんでした?」
「覚えてない」
結局なんとか風きゅうりは不明のままでした。
でもきゅうりは箸休めになるので箸休めきゅうりにしました。
私が勝手にしました。
いいでしょう、名前が無いよりは。
箸休めきゅうりです。
*1 2024/08/30
*2 2024/09/02