2024/11/09
今日は朝ごはん入れ替わりの日です。
私が交換ではなくツシノゾがやってくるとのことでした。
代わりにカセさんがあちらに行ってます。
「よくいらっしゃいました」
「ました」
「は、はい」
「うす……」
「今日はパンだからね。二人ともおかわりもしてね」
「してね」
「ほら妖夢ちゃんいつもの言っておきなさい」
「朝ごパン!」
「……」
Y子さんのはりきりっぷりと幽々子様の置物っぷりと私の元気っぷりでツシノゾの二人はちょっと引いてました。
本日のメニュー
・トマトパン
・野菜オムレツ
・ミネストローネ
・チキンサラダ
「あ、トマトパンですか!」
「カセさんの試作を私が完全体に仕上げたましたの」*2
「ましたの」
「Y子さんその喋り方二人が怖がってるのでやめてください。幽々子様はただY子さんの後を追うだけの人をやめてください」
「妖夢さん、トマトパンってなんですか?」
「この世で一番美味しいパンですよツシマさん」
「断言……! あ、トマトパンどうノゾっち」
「……この世で一番うまいパンだ」
あと一歩だった(らしい)トマトパンが完全体になってました。
もうこれは商品です。
お金を出して食べるものです。
ぜいたく品です。
「お二人。これは私の本気だからね。めったに作れないものなんだからナコさんのパンをないがしろにしちゃだめよ」
「もちろんです!」
「こんな美味しいの毎日出たら逆に疲れちゃうっす」
「……」
「Y子さん黙って二人を撫でるのやめてください怖がっています」
Y子さんが少し怖かったですがいいものを食べました。
白玉楼のぜいたく品がまた一つ増えました。
嬉しいです。
*1 2023/11/08
*2 2024/05/10