2025/01/24
「来ました」
「ほらツシマ妖夢さん来たぞ」
「触る触る」
なんか少し前から清掃に来ると触られるようになりました。
悪い気はしません。
「んおーちびっこども元気そうだね」
「え、イマナさんが来ましたよ。珍しいですね」
「フミタいる?」
「あ、これから私もフミタさんと仕事なので一緒に行きましょう」
「うん、いこうか」
「あの妖夢さん」
「どうしたんですか神妙な顔で」
「うちらちびっこじゃないっす」
「です」
「イマナさん、この子らはちびっこじゃないです」
「わかったよごめんて」
あとから聞きましたが、イマナさんとツシノゾのお二人はまだそんなに話したことがないようです。
まあ、イマナさんは基本的に部屋から居ない人ですししょうがないです。
本日の秘密のおやつ
・レモンソーダ
「ほら持ってきたぞ」
「おーイマナっちおるやん昼に」
「妖夢ちゃんも飲みな」
「わーありがとうございます! なんですかこれ」
「賭けでフミタに負けたから。あー……さっきの子らに上げればよかった」
「私が渡しますよ」
「んじゃお願い。多分あの子たち私の事まだビビってるし」
「びびってますかね」
「イマナっちはこええからな」
「カセさんほどじゃないよ」
「まあそれはな」
「ですね」
ぱっと見た感じはカセさんが一番怖そうです。
ツシノゾの二人はイマナさんのソーダを美味しそうに飲んでいました。
これで緊張もほぐれれば良いのですが。
まあ家の中に居るのにあんまり会わない人は普通に怖いと思います。