2025/01/26
本日のはずれ会
・梅酒のお湯割り
・湯豆腐
・白菜キムチ
・きんぴらごぼう
「ということでノゾっちさんの次はツシマさんとデートするんですよ。頼られる先輩は困ります」
「……」
「あれ? フミタさん悔しくて言葉も出ないんですか」
「ちげえよ。ノゾっち妖夢ちゃんの使い方上手いなって」
「え?」
「なるほど確かに」
「え、カセさんまで」
先日、プレゼント交換会のためにノゾっちさんとデートに行きました。*1
その際にノゾっちさんから「ツシマさんも私と行きたがるはず」ということをカセさんフミタさんにに自慢、というか報告しただけなのですが。
「まずあれやろ、ノゾっちはそのツシマっちとのプレゼント交換会を忘れてたんだろ」
「そうみたいですね」
「んで妖夢ちゃんとプレゼント買いに行って、プレゼント選びに妖夢ちゃんも関与している」
「そうだす」
「しかも次はツシマっちとデートするって約束も取り付けてたんだろ?」
「はい」
「な?」
「は?」
「カセさん、こいつ理解力無いんだが」
「妖夢ちゃんにそんなものあるわけないだろ」
「ごめん」
「いいよ」
「あの、そっちでやりとりが始まっても私は何も言えないのですが」
「つまりな」
ノゾっちさんはプレゼント交換会を忘れていたことを誤魔化そうと、プレゼント選びに私を誘った。
私の名前が出ればツシマさんは忘れていたことを責めづらいし、なんだったら次はツシマさんとデートを約束することで機嫌を取ることにすら成功している。ツシマさんは私の事が好きだから、とのことでした。
「……私、ノゾっちさんに利用されたんですか?」
「いやまあ、それが全部じゃないだろうけど多少はその面もあるだろ」
「聞いた話の限りだけどね」
「……」
「人ってこんなに一気に顔色が変わるんだな」
「……後輩が怖いです」
「私らも常に思ってるで」
「思っている」
賢い後輩は怖いです。
……でもまあ、私のおかげで喧嘩にならなかったと考えれば最高です。
よかった!
*1 2025/01/22