2025/02/14
「はっ」
朝、目覚めました。
「あれ今年私かもしれない」
急いで居間に向かいました。
「よう、並べ並べ」
「あ、違う良かった!!!!」
「な、なんだよ急に」
今日はチョコの日です。
今年は私が作るのかと思いましたが違いました。
「あれフミタさん、じゃあ今年は誰が作ったんでしたっけ」
「カセさんとイマナっちが作ったらしい」
「そしてこの行列は」
「チンチロガトーショコラ」
「チンチロガトーショコラ?!」
ということで朝からお祭りでした。
本日のメニュー
・チンチロガトーショコラ
「次は妖夢ちゃんか」
「はいはいサイコロふって。こぼすんじゃないよ」
カセさんとイマナさんは大量の小さいガトーショコラの容器の前で怪しく笑います。
なんか、そういうの好きな二人です。
「私、目とかわからないんですが」
「平気平気。はい投げて」
「目無しでも三つ上げるから」
「ならお得ですね。ほいっ」
「……マジ?」
「……嘘だろ?」
「あ、これいいやつですよね! 連番です!」
ひふみという役でした。
一個でした。
「……」
「……カセさん、可哀想だから妖夢ちゃんも三つにしよう」
「……最初に例外を作らないと強く言ったけど、流石に」
「流石にね、うん」
「……」
なんかものすごく気を使われました。
あんまり強くないやつだったらしいです。
ちなみにフミタさんは五の目が出たらしく、十五個もらっていました。
三個もらいました。
なんか、朝からちょっと元気なくなりましたがガトーショコラは美味しかったので元気です。
私、賭け事はたぶん苦手なんだと思います。
もうやりません。