2025/04/20
「どもー……あ、Y子さんがいる!」
「ういー」
今日のはずれ会はY子さんがいました。
そしてもう酔ってました。
本日のはずれ会
・梅酒の水割り
・卵とトマトの炒め物
・鶏レバーのなんか
・さくさくパン
「Y子さんいるとおつまみがもはやごはんです……」
「おいいつもは貧相だって言いたいのか」
「枝豆置いときゃ良いと思ってるじゃないですか」
「それはマジでそれ。カセさんも好きだし」
「良いと思っている」
「でもカセさんは最近何か一つ凝ったものをくれます」
「気づいてたなんてお姉さん嬉しいよ……」
「カセさん、これ食べなさい。レバーのなんかしたやつ」
「めちゃ美味いこれ困る」
珍しくカセさんがおつまみをばくばく食べていました。
いつも枝豆で良いという感じなのに。
「こないだお客来たでしょ」*1
「ああ、幽香さんですね」
「あれ急?」
「急ですよ。お話聞きましたけど、最近慣れないことばかりしてるみたいでちょっとふわふわしてたと言ってました」
「ほーん」
「Y子さんにも何か言ってました?」
「悪いわねえって感じで。いつもは堂々としてるからなにかと思ったわ」
「んでそのお姉さんは何をしにきたんよ」
「今度写真の展示会をやるんです。それで私を使いたいと幽々子様にご挨拶を」
「すげえなアーティストだったんか」
「私たちも酒以外に何かやりたいなフミタ」
「酒以外に?」
「無いか」
ガハガハ笑っていました。
「んじゃ音楽やろうぜカセさん。カセさんみたいなのはベースかドラムが似合うんだ」
「私はー?」
「Y子ちゃんは……そうだな、Y子ちゃんがドラムだからカセさんはベースやな」
「任せろ。ベースね」
「やったことないだろあんた」
「フミタさん、私は私は」
「トライアングルが似合うな」
「なんかすごそうですね! それにします!」
いつか白玉楼で音楽を出来たら素敵です。
音楽はいいものなんですから。
でもトライアングル、私に出来るでしょうか。
名前からしてきっと難しい楽器です。
手先はそんなにきっと不器用じゃないですが、フミタさんが言うなら練習しましょう。
練習すればきっと出来るはずです!
*1 2025/04/18