2025/04/23
今日の朝は容赦のない野菜スープでした。
異様な辛さだったのです。
「……これ妖夢、お水を持ってきてください」
「わかりました……」
幽々子様が敬語になるくらい辛かったです。
しばらく居間で休んでいると、足音がドタドタしてきました。
「妖夢さん!」
「妖夢さんがいると聞いて! あっ……」
居間には私も居ましたが、幽々子様もいます。
ツシノゾのお二人は急にあわあわし始めました。
「あ、す、すみません幽々子様」
「騒がしくてしまいましてあわわ……」
「大丈夫ですよ、幽々子様ってそんな怖くないですから」
「これ妖夢、そういうのは私が自身でいうものよ」
落ち着かせるために皆でお茶を飲むことにしました。
本日のメニュー
・冷たいお茶
「あ、氷が入ってる」
「ほんとだ」
「ちょっとさっき容赦ないスープだされたので」
「なんすかそれ」
「Y子さんのうわさのあれですか」*1
「そうですうわさのそれです」
「さっきまで幽々子様はぐだっとしてたんですよ」
「これ妖夢、そういうのはせめて私が居ない所で言いなさい」
皆でお茶を飲み飲み二人の話を聞きました。
「ということで明日、うちとツシマの休みが一緒なので」
「例のあれのそれを!」
「……ということで幽々子様、明日はお二人と里デートしてきていいですか」*2
「何がということなのよ。はいはい」
幽々子様の懐からがま口が出て勝利を確信しました!
明日は後輩とデートです。
しかもお金ももらいました!
楽しみです。
先輩として、しっかり楽しんでもらいましょう。
*1 2025/04/21
*2 2025/04/16