2025/04/25
本日のはずれ会
・梅酒のソーダ割り
・枝豆
・辛めの白菜漬け
・だし巻きたまご
「うい。ソーダで割るやろ」
「あ、どもども」
「んじゃ乾杯するけれども」
「え、どうしたんですか珍しく仰々しいですね」
「カセさんから一言あるそうだ。カセさんどうぞ」
「うむ」
なんかすでに酔ってぐい呑を握るお地蔵さんみたいになってたカセさんが視線を上げました。
「昨日は後輩を楽しませてもらったようで」
「あ、はい。里でデートを少々」
「妖夢ちゃんに拍手」
「えーそんなそんな」
「ぱちぱちぱぐびー」
「フミタさん口で言うんじゃなくてちゃんと拍手してください」
ぱちぱち言いながらお酒飲んでました。
乾杯とはなんなんでしょうか。
「そうだ思い出しました。後輩におごりすぎたので今度おやつおごってくださいフミタさん」
「なんやそれ妖夢ちゃんすぐ調子乗ってそうでいややわー」
「いややわーしないでください」
「いいよ妖夢ちゃん、私がこんど奢ったげる」
「カセさん……!」
「フミタ、これが後輩の好感度アップの方法だぞ」
「そうですよフミタさんカセさんを見習ってください」
「んでもその後輩って妖夢ちゃんだけどええんか?」
「それもそうだな」
「それもそうだな……?」
なんかカセさんに裏切られました。
絶対に二人のどっちかに奢られてやります。
なんだったらふたりともです。
許しません。
奢られてやります。