2025/04/29
「来ましたー」
「……平気?」
「こんなの屁のかっぱです」
幽香さんの所に来ました。
顔の青くなった所を見てちょっと引かれました。
幽香さんに殴られた所なのに。
「おやつ、いっぱいあるから」
「食べます! こういうのは食べれば治るので」
「そう……」
なんか優しい目をされました。
でも本当です。
こういう怪我とかはいっぱい食べていっぱい寝れば治るのです。
それが魂魄妖夢です。
本日のおやつ
・フルーツシフォンケーキ
・香ばしいお茶
「食べながらでいいから軽く聞いて」
「ふぁい……もぐもぐ」
幽香さんは近々花の写真の展示会をやることになりましたので、今日はその打ち合わせです。
打ち合わせってなんか格好良くて良いです。
ちなみに私は受付をやることになりました。*1
幽々子様も許可済です。*2
「やることなんてほとんど無いんだけど」
「ふぁい」
「例の宇宙人たちに聞いたら、販売もしてはどうかって」*3
「販売ですか。お花を売るんじゃなくて写真を売るんです?」
「お金が欲しいわけじゃないけど、お金を交わすとしっかり役割を持つことになるから」
「ほほう? ちょっとわからないですけど、そうなんですね」
なんか市場というのは複雑みたいです。
とりあえず頷いておきました。
「だから、お金のやりとりを任せるわ」
「え、私やったことないです」
「商品を渡す。お金を受け取る。以上」
「なんだか出来るような気がしてきました!」
「算術は得意?」
「文武両道ですので!」
「……」
なんかやることが決まって楽しくなってきました。
日程とかはまだ決まっていないようですが、今からわくわくします。
幽香さんのお花も、写真も素敵なものなのでいっぱい広まってほしいです。
*1 2025/04/14
*2 2025/04/18
*3 2024/01/08