2025/06/04
「これ妖夢、カセさんの怖くない衣替えを手伝いなさい」*1
「わ、わかりました」
恐る恐る清掃部屋に行きました。
そろそろ衣替えも終盤のはずです。
多分そういう作業はもう終わってるでしょう。
「フミタさん、今日はツシマが虚ろな目をし始めたのでちょっとやさしい作業させます」
「おう。無理させるなよ」
「恐ろしいところに紛れ込んでしまいました……」
「お、犠牲者来たぞふたりとも」
「犠牲者犠牲者」
「犠牲者犠牲者」
ツシノゾのお二人が犠牲者犠牲者言いながら近寄ってきたのは夢に出るかと思うくらい怖かったです。
衣替えは人を駄目にします。
「妖夢ちゃん、ツシノゾの二人頼むぜ」
「ま、任されました」
「妖夢さん、今日は大丈夫です軽めの作業です」
「あ、良かったです」
「白玉楼の全部屋に行って色々交換してくる作業です」
「全部屋……?」
大変でした。
ただでさえ部屋が多いのに、寝ている人や不在の人の部屋に忍び込むのに許可を得たり、幽々子様に邪魔されたり。
おやつの時間にはへっとへとでした。
本日のおやつ
・揚げたてドーナツ
「おーう、Y子ちゃんがさっきドーナツ置いてったで」
「お二人共ドーナツです!」
「ドーナツドーナツ!」
「ドーナツドーナツ!」
犠牲者よりもドーナツです。
揚げたては最高でした。
これがなきゃ今日はもうだめでした。
もう早めに寝ましょう。
*1 2025/05/27