2025/07/10
「妖夢ちょっと頼まれてくれる」
「任せて下さい」
今日は山に行きました。
わさびを採ってくるように言われたのです。
「ちょっとそこの。何しに着たんですか」
「あ、お久しぶりです」
「どうもどうも」
「ちょっとわさび採れないかなって」
「わさび……? まあ山頂付近の川沿いなら採れなくないけど」
「採らないと主人に怒られるので採らせて下さい」
「んー」
「実はおまんじゅう持ってきたんですよ」
「しょうがないですねえ」
知り合いの目の良い天狗だったのでおまんじゅうでオーケーでした。
山の警備はちょろいです。
本日のおやつ
・Y子さんまんじゅう(あんこ)
・Y子さんまんじゅう(クリーム)
「こっちクリーム入ってます」
「え、すごい。こんなにいただいても?」
「全然大丈夫ですよ。これぱくぱくいけるので」
「ぱくぱくいってるうちに行っちゃって」
「あ、どもども」
「私は何も見ていない……もぐもぐ……」
わさびは採れませんでした。
冷静に考えたら、私はわさびがどんなものか知りませんでした。
幽々子様に伝えたら可哀想な目をされました。
なんか、ひたすら汗をかいただけの日でした。
こういう日もあります。