2025/07/13
「あじいですね……」
「ほんとに。おちおち目もつぶってられない」
「図書館へ」
「はいどぞー」
「これお土産です」
「わーおありがとー。なにこれ美味しそー」
美鈴さんにお土産を渡し、紅魔館の中に入ります。
毎回思いますが紅魔館の中は涼しくて本当に快適です。
これから向かう図書館なんて寒いくらいです。
「失礼します。ここが天国……」
「あーこんにちは。パチュリー様、冥界から天国へお客様が」
「ん」
パチュリーさんはいつもの暑そうな服でした。
確かにこの図書館ならあの格好が正解かもしれません。
「これが面白くて続きを借りたく」
「はいはーい」
「パチュリーさん、おやつ持ってきました」
「ん。お茶もー」
「はーい」
司書の悪魔さんがパタパタ働いているのを見ながらゆっくり涼みました。
いつ来てもお客様は快適です。
もちろん礼儀とお土産は必須です。
本日のおやつ
・琥珀糖
「青と水色で目も涼しくするとのあれだそうです。あのー温泉丼? そういう温泉丼です」
「コンセプト?」
「それです」
「前から思ってたけど」
「はい?」
「貴方の所のシェフは本当に優秀」
パチュリーさんは青と水色の琥珀糖を浮かべて色んな角度から見ていました。
見ていた、というより観察に近かったかも知れません。
面白いのでしょうか、じっくり見てから口に入れてました。
「渋いお茶持ってきました」
「うむ」
紅魔館でも和菓子には渋いお茶です。
そこの所わかってるから、パチュリーさんは魔女なんだと思います。
何をいってるかわかりませんが、たぶんそうです。
今日の日記は終わりです。
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