2025/08/12
「それでしゃりっといかなんというか、不思議な食感で気づいたらなくなってました」
「羨ましいわー。なんとか私もそういうの手に入れるツテを作りたいわね」
「今度お願いする時があればお願いしてみますよ」
「ツテ!」
「ツテです」
「お金なら払うからね! よろしくね!」
「出来る限り頑張ります」
「揃いも揃って暇そうですね!
今泉さんとおやつ談義してたら早苗がやってきました。
確かに私たちは揃いも揃って暇です。
本日のおやつ
・かき氷(レモン)
「あーひゃっこいー」
「どうしたんですか元気ですね」
「もうすぐ山の夏祭りじゃないですかー来てくださいね」
「行きますよ」
「舐めてもらっちゃ困るわ」
毎年行ってますし。
美味しいもの食べられますし。
「影狼さんそれちょっと」
「どうぞ。早苗ちゃんのもちょうだい。何味これ」
「キウイです」
「そんなのあった?」
「言ったら作ってくれました」
かき氷キウイ味なんて聞いたことありません。
そもそもキウイなんて滅多に無いものです。
「滅多に無いで思い出したんですけど、たこ焼きの屋台出ますよ」
「良いこと聞いたわね」
「絶対に行きましょう今泉さん」
「また今年も弾幕ごっこ参加してくださいね妖夢さん」
「……考えておきます」
去年お酒飲んでたし暑かっただしでふらふらだった気がします。*1
「それに山の有名人とやるとこっちが霞むんですよ」*2
「いやいや去年の盛り上がりは妖夢さんだからこそですよ。妖夢さん速いし」
「まあ私は速いですが」
「今年も見たいなー妖夢さんの瞬間移動」
「瞬間初速ダッシュです」
「それそれ」
「しょうがないですねえそこまで言われちゃ今年もやりますよ」
「ちょろ~」
「なにか?」
「いえ」
ちょろ~と言われてしまいましたがやります。
夏祭りはいっぱい食べますし。
食前の運動としてやってやります。
まあ、褒められるのは悪い気分じゃないですし。
*1 2024/08/18
*2 2024/08/20