2025/09/04
「あれまた中巻借りてきちゃった」
「おうおうおう！」
「ノック！」
「土下座アンドまんじゅう！」
部屋で漫画読んでたらフミタさんがノックせずに来て土下座しておまんじゅうを献上されました。
もう何百回かやってる気がします。
やめてほしいです。
「今日のやつきっとうまいで」
「なんか特別なやつなんですか？」
「Ｙ子ちゃんがノリノリで渡してきた」
「なるほど」
今日のはちょっと特別なやつなようです。
本日のおやつ
・Ｙ子さんまんじゅう少し特別
「あーなんか美味しい気がします。しっとりしてるというか」
「軽いよなあこれ」
「軽いです。パクパクです」
「Ｙ子ちゃんってプロだよなあ」
「プロプロです」
「プロプロではないだろ」
パクパクですがプロプロでは無いです。
「妖夢ちゃん、うちらはこれらをパクパクしてその後どうするのが正解だと思う？」
「え……パクパクしたらごくんです」
「ぶちとばすぞ」
「なんですか」
「ちゃんとフィードバックしないとあかんやろこんなん」
「フィードバック……報告的な意味でしたっけ」
「せやで。いくぞ」
ということでＹ子さんの所に行きました。
「うっす」
「どもです」
「んーどしたのー？」
Ｙ子さん休憩中なようで居間でごろごろしていました。
「ほらいくぞ妖夢ちゃんちゃんとやれよ」
「わかりました。……Ｙ子さん」
「んー？」
「美味しいおまんじゅうをごちそうさまでした」
「我々がいつも美味しく笑顔になれるのはＹ子ちゃんのおかげです」
「ありがとうございます」
「ありがとうございます」
「……」
「見ろ妖夢ちゃんＹ子ちゃんが言葉失ってるで。いたく感動したんやろな」
「呆れって言うんじゃないんですかあの顔」
呆れられましたが悪い気はしなかったようで、背中をばしばし叩かれました。
なら良かったです。
実際美味しかったので。
それにさっき言ったことは本当ですし。
Ｙ子さん、いつもありがとうございます。
