2025/10/01
「ということで幽々子様、永遠亭で女子会をしたく」*1
「女子のお会を」
じょしのおかいです。*2
幽々子様はふむと親子丼をかきこむ箸を置きました。
「今年の忘年会は永遠亭でやるじゃない」
「あ、そうですね」
「あちらの迷惑にならないのかしら」
「確かにそうですね……」
「聞くに兎鍋……鈴仙ちゃんは良いと言っているようだけど」
「兎鍋はこいこい言ってました」
「少しご挨拶に行こうかしらね。忘年会の打ち合わせもかねて」
「え、はい」
「妖夢も行くのよ」
「妖夢も行きます」
永遠亭に行くことになりました。
「それじゃあ明日か明後日か。空けておきなさい」
「空けまくります」
「ではこの話は終わりね。さてY子さん」
「はい」
幽々子様は親子丼三杯目に突入していました。
幽々子様になると、丼の具もごはんもいっぺんです。
本日のメニュー
・親子丼
・冷奴
・お野菜のごった煮
「それじゃあよしなに」
「よくします」
何をすればいいかわかりませんが、待機です。
なんだか永遠亭に行くのも、幽々子様と一緒となると緊張します。
いつもはしないのに。
まあ、会いに行く人の差でしょう。
*1 2025/09/30
*2 2024/12/19