2025/10/26
「ちょっと早いですが…」
「本当に早いわね」
今年の忘年会は永遠亭で行います。
白玉楼はいっぱいお料理を持って参加するのです。
「去年はうちに霊夢たち来たので、来年は来ないでしょう」
「なるほどね」
「アリスさんはどうされますか?」
「んー……ちょっと考える。今年はどこにもいかないかもしれないから」
「え、そうなんですか」
「ちょっとね。実家帰ろうと思って」
「じっか」
なんか面白い話です。
本日のおやつ
・レモンケーキ
・ハーブティー
「別に面白い話じゃ無いわよ」
「いやでも……そうですか? 面白いですよ」
「そういうものなのかしらねえ」
「私は白玉楼にずっといますから。記憶の限り。実家ってどういうところなんですか」
「……この話、終わりで」
「えー」
今日はそこで終わってしまいました。
ケーキ食べられたので良かったですが。
「戻りました。幽々子様」
「んー?」
「幽々子様の実家ってどこです?」
「実の家はここよ。幽霊屋敷だけどね」
近くに居たカセさんが笑っていました。
全然わからなかったですけど。
まあ、そうですよね。
幽々子様の家ですもんねここ。
私の実家もここです。
実家、でもなんか面白いです。
今度鈴仙に聞いてみよ。

