2025/11/05
「いいのに」
「でも師匠が持たせろって言ったから持ってって」
「そういうことなら」
「どもー」
甘味処に行ったら鈴仙と咲夜がすでにいました。
女子会ぶりです。*1
「何してるんです」
「こないだ咲夜うちの家事いっぱいしたからお礼」
「なるほど」
「んであんたんとこにも」
「え、なんですこれ」
「わかんないけどてゐがあの子にって。あんたに渡せばわかるからって言ってたけど」
「……」
「こういうパターンでわからないことってあるの?」
「んふっ」
咲夜がげらげら笑っていました。
最初はなんのことかわからなかったですが。
「あ、Y子さんへのお返しかもしれません。てゐさん専用お土産があったので」
「それじゃない」
「んふー……ふー……」
「あんたがアホすぎて咲夜こんなんなっちゃったけど」
「こんなんなってればいいんですよ」
こんなんなってたので咲夜のおやつは密かにいただきました。
本日のおやつ
・スイートポテト
・一口だけきんつば
「はー一日分わらいましたわ」
「満足そうでなによりですわ」
「そうですわね」
「二口ぶん私のきんつばが減っている」
さすがはメイド、抜け目ないです。
食べたぶん取られましたけど。
Y子さんへのお土産はなんだったんでしょう。
明日聞いてみよ。
*1 2025/11/02

