2025/11/21
本日のメニュー
・カツ丼
・いんげんとお豆腐の和物
・お吸い物
「ぽんぽんです……」
カツ丼が昼食でした。
こんなの食べすぎてしまいます。
皆でぐだぐだしていていたらY子さんが急に口を開きます。
「赤い食べ物といえば」
「え……なんですか」
「はいせーの」
「いちご」
「いちご」
「トマト」
「と、トマト!」
幽々子様とY子さんがいちご、私とカセさんがトマトです。
「同点か……」
「妖夢ちゃん今のぎりぎりだからね」
「なんですか急に! むしろ頑張ったほうです」
「Y子さん、負けたら何?」
「お昼の洗い物でどうでしょ?」
「はいY子さん、わたくし主人ですが」
「もちろん幽々子様も」
「あはい……」
問答無用の多数決ゲームです。
「次のお題カセさんで」
「……今、この状態で飲みたいもの」
「これ考える時間少なくないで」
「はいせーの」
「ほうじ茶」
「ほうじ茶」
「緑茶」
「お茶です!」
上から幽々子様、Y子さん、カセさん、私です。
「これは?」
「幽々子様、これどうします?」
「お茶だし同点で。それじゃあ次妖夢がお題ね」
「うーん……一番美味しいY子さんまんじゅうの中身で!」
「これまた揃うのでは?」
「いきますよせーの」
「あんこ」
「あんこ」
「あんこ」
「あんこ」
「これだめだな妖夢ちゃん揃うに決まってる」
「これ妖夢、つまらないお題した罪で洗い物よ」
「つまらないお題した罪?! いやこれで決まるのいやです幽々子様お題を」
「じゃあ……好きな屋台ごはん」
「また割れそうなものを!」
「せーの」
「ベビーカステラ」
「ベビーカステラ」
「ベビーカステラ」
「焼きそ……え、焼きそばでしょう焼きそば!」
「幽々子様に合わせた」
「妖夢ちゃん毎回買ってくるじゃない幽々子様好きだから」
「二人がベビーカステラって言うかなって思って私は好きなの言ったわ」
「ずるいわねえ幽々子様」
「ねえ」
「ず、ずるですそういうのいいんですか!」
「いいのよこれは多数決ゲームなんだからこれも戦法」
「……またやりましょう!」
ということで今日は私の敗北です。
今度は勝ちます。
そういう戦術があるなら別です。
絶対勝ちます。弾幕ごっこくらい悔しかったです。

