2026/05/10
「妖夢さん」
「はっ」
寝てました。
なんか思い切り寝ていました。
現にツシマさんが来てるの気づきませんでした。
「すみませんおやすみ中に」
「いえ。不覚でした」
「不覚?」
「どうしました? お手伝いなら任せてください」
「いえ……入っていいですか」
「もちろんです」
後輩を招くには少し汚れたお部屋でしたが片付け片付けお招きしました。
「ええとすみません、お茶とか持ってきましょうか」
「持ってきました」
「おやつとか……」
「持ってきました。食べましょう」
「幸せってこの事を言うんですね」
寝てたらおやつを持ってきてくれる後輩。
こんなの幸せです。
本日のおやつ
・クリームパン
「あ、これは」
「この前食べて美味しかったのでお小遣いで買ってきました」※1
「ああ、ではお金を」
「いいんですお金は。内緒のおやつを妖夢さんと食べたかったので」
「……どうしましたか。誰かを斬りたいとかですか?」
「そういう恐ろしいものじゃないです」
辻斬りの依頼では無かったようです。
安心しました。
今度は私がおごりましょう。
後輩に出させるのは、先輩としてあれなので。
あれなので。
※1 2026/05/07

