2026/09/01
「これ噂なんだけどよ」
「え、なんです」
部屋でマンガ読んでたらフミタさんが入ってきました。
ノック無いのでいつもなら斬るんですがちょっとおもしろそうな感じなのでだまりました。
「内緒な。耳貸せ」
「はい」
「……耳カセさん」
「いいですから教えて下さい」
「今日から九月らしい……」
「そんなことですか……ええもう九月なんですか……」
「じんわりしみじみしてんじゃねえよ」
じんわりしみじみしちゃいました。
もう九月です。
九月ってもうなんか秋です。
今年が終わる気がします。
本日のメニュー
・豆大福
「九月ですか……」
「しみじみ豆大福してんじゃねえよ」
「豆大福美味しいですね……」
「んめえよな豆大福」
「耳カセさんってなんですか」
「今更聞くなよ」
「呼ばれた」
「すまん呼んでないカセさん」
「すみませんカセさん」
「……」
なんか睨まれました。
珍しくフミタさんは休みの時に休んでいるので起こる道理が無いのです。
「あの人うちを殴ることでストレス発散してんじゃねえかな」
「仲良しですね」
「耳腐ってんのか?」
「私もいつか腹を割って話せる相手がほしいです」
「そんな隠れた腹あんのか妖夢ちゃん」
「いえ、もう見たまんまです」
「だよな」
でも殴り殴られはないです。
そんな従者はいません。
なんというか、先輩してたり後輩しているからでしょうか。
……なんか一人思い浮かびましたが、あいつは違うと思います。
あいつはなんか……あれ、殴り殴られかもしれない。
まあどうでもいいです。
おやすみなさい。

