2015/06/25
二年目124
「うわああああああ」
「ど、どうしたの妖夢ちゃん」
「何よ急に」
Y子さんと鈴仙がそれぞれ反応しました。
私は鈴仙を晩ごはんに誘ったことを後悔しました。
本日のメニュー
・まぐろのお刺身
・さけのお刺身
めったに食べられない晩ごはんです。
なのになんで鈴仙が居るのでしょう。
私の取り分が減ります。
「すみません、なんかご馳走になって」
「良いのようさぎさん。お医者さんによろしく言っといてね」
「はい」
「……」
鈴仙と幽々子様の会話が何故か恨めしく感じます。
なんで鈴仙はお刺身の時に限って晩ごはんを食べに来るのでしょう。
「ごちそうさまでした。これ、師匠から預かっているあれです」
「あらあらありがとう」
「それなんですか幽々子様?」
「妖夢には内緒ー」
「これは大人の話なのよ」
鈴仙を殺してやりたいと思いました。
今度はあちらに晩ごはんを食べに行きましょう。
あとで鈴仙は殴ってやります。