2015/09/30
二年目220
「妖夢ちゃん、手伝って」
「がってんでい」
Y子さんの料理を手伝いました。
私もたまに(餃子の時とか)はよく手伝うのです。
本日のメニュー
・地獄ミートボール
・里芋の煮っころがし
・冷奴
「す、すごいわねえ」
「ふふん、私も作ったんですよ」
「本当は?」
「八割五分Y子さんです」
「まあ知ってたわ」
地獄ミートボールは
地獄のようにいっぱいミートボールを作ることです。
これは本当に地獄です。
多分針山地獄の隣に「ミートボール山地獄」があるなら
ちょうど今夜の食卓のようなことを言うのでしょう。
「にしても味付けがちょっとずつ違うのねえ」
「普通の、カレー味、デミグラ、ホワイトシチュー味です」
「ホワイトシチュー味、妖夢みたい」
「私の可愛い半霊に悪口言わないでください!」
幽々子様はいけないお人です。
私の半霊はこんなに可愛いのに
ミートボールなんてひどいです。
でも、これがミートボールだったらいつでもおかずに困らなそうです。
……ちょっとわくわくしてきました。